とおくへ ゆきたい
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トビヌメリの飛行も この季節だったなー
ヘビギンポは地元の海でもいつもいるし、繁殖期には容易く観察できる。と、思っていたのに探すと意外に手持ちの写真にいいものがない。

私は何をして過ごしていたのかな。
普通種好きなのにダメじゃん。いつでもいる いつでも観れる。今度撮ればいいと思い、海に「いつでも」なんて無いってことに気が付いていなかった。



例えば「いつでもいた」The普通種トビヌメリ。
繁殖期の昼間、ペアが何度もお互いを確かめている。おそらく日没にこのペアは飛行するのだろう(…確認していないから思い込みなんだけど)。



思い込みであっても目の前で、お互いの確認を繰り返しているのは間違がなく、更に何度も飛行練習を繰り返していた。
自分の存在を示し、寄り添い息を合わせてチョットだけ低空飛行しては着底する。
もうお互い決めているなら日中でも産卵すればいいのに予行練習なんて可笑しなことだ。この時、その行動は見放題だったのに何故だかいい写真は撮れていない。全く私は何をしていたのだろう。トビヌメリなんていつでも観れる、今度撮ればいいなんて思っていたのかな。



いい加減でピントの合ってない写真がいくつも手元にある。記憶は鮮やかなのに大変残念。その時ただ楽しんで眺めていた自分を思い出したりもするけれど。

| | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
三年前のヘビギンポ


気が付けば、前回沖縄でヘビギンポの婚姻色を楽しんで一ヶ月以上経ちました。地元でその活動が楽しめるのは今からかな。



丁度三年前、青海島でヘビを撮ったものがあり婚姻色の色の変化が撮れているかなーと、しげしげ眺めてみたりなんかしたんですが、当時婚姻色が

「たちまち出たり失せたりするもの」

とも思っておらず、単に黒い部分が目立つ雄が、岩壁に産卵する雌の後から放精を繰り返す姿を撮っているのみ。



産卵管も撮れているし、これはこれでいいんだけど。



雄の黒いカラだダは、行動が終わるとインパクトのないヘビビンポ柄に戻るのかなー。黒くなる色素がどんな具合に潜んでいるのかそこんとこみたいなー。
| ヘビギンポ | 06:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
藻ぉ〜


 桜がやっと開いたかと思ったらバカ風が吹き、見る間に葉桜になっちゃった。横殴りの雨が降ったり陽が差したりするうちにあれよあれよと春はおしまい。子どもの頃なんて一日はとっても長かったのに、なんて時間は駆け足なんだろう。



 PCを買い替え、Windows10に戸惑っているうちに前回の潜水から早くも一週間が過ぎてしまった。



 春らしく濁りに濁った青海島紫津浦の駆け下りは、相変わらずカゴメノリやフクロモがこんもりと育ち、千切れたそれらが更に厚く覆い被さっている。それがどうという事もない。でもなんだかとても見慣れた景色だわ。モズク揺れている。多分、須佐でも一面にモズクが広がっているんだろうな。あの豊かな海藻の海はさぞや見事なことでしょうよ 目に浮かぶわ。



 春が来て、海は豊かなスープになっている。これから暫くの間スープの具はダイバーをとても楽しませてくれるんだろうな。
| - | 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
チャガラの長〜い 春
地元山口 青海島。
桜が散り始めたってのに、紫津浦のチャガラは未だ求愛しています。



じーっと みていると、実は一人ぽっちじゃなくて それとなく近くに異性がいて



ふんわり近寄ったかと思うと お互い反応。



おお、遅咲きだけどイイ感じ。

で、カラダの色合いも、若い頃のものより墨色が混じっている。そして観ていてもその影色っぷりが変化している感じは無い。



よく解らない。
この場合は婚姻色とはまた違う、老齢色?(鰭が鮮やかな事でなくて体幹の色のハナシ)



いやだな 年寄りの色が自分のカラダを染めちゃうなんて。
自分にもう開かない 重たい幕が降りてくるようで。
| チャガラ・キヌバリ | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
喋らないさかなたち
青海島と沖縄本島で撮ったヘビギンポの写真を見直している。恐らく地元山口でのヘビはヒメギンポとヘビギンポ。でも、がっかりするほどストックが少なく婚姻色の変化を比較しようと思っても写真が無い。

色の変化が解り易く撮れたのは3月の沖縄本島で撮ったヘビたちくらい(くりっく)。

いわゆる婚姻色と興奮色というものが、同じものなのかどうか知らないけれど、かつて私は繁殖期に観られる色を「繁殖時期を迎えるとずっとそんな色合いになっているもの」なのだと思っていた。

所がスズメダイにしてもヘビギンポにしても、観ているうちにその色が消える。婚姻色がはっきりしないクラカオスズメダイ(沖縄本島)ははっきりしないだけに「あれ?気のせいだったかな?」と思う。興奮色と言った方が正しいのロクセンスズメダイ(沖縄本島)は目の錯覚か?と思うほどくるくる変わる。ソラスズメダイは大変解り易い。あの卵を守る時に顕著になる色彩変化は興奮色というものなのだろうか。

とにかく、あらゆる繁殖に関する行動の時、ある魚は色が変わる。一眼で撮影した写真はピントが合うと色素胞がよく写るのでみてみると、色素胞が膨張したり縮小したりして全体の色が変わる仕組みにみえる。

婚姻でも興奮でもいいんだけど、ものを言わない魚が神経の働きを介して怒ったり誘ったり、辺りに意志を伝達出来ているってすごいことだ。



ストック写真を見直していたら興奮した時のイソハゼが出てきた。
頭に青い斑が浮き出ている。



通常こんな青い斑はない。恐らく興奮が終わると斑は消えるのだろう(想像デス)。辺りの何かに言いたいことを信号化しているんだろうと思う(妄想デス)。
| イソハゼ | 15:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
海にさく花 エビアマモの場合


膨らむ蕾がようようひらき、桜の木がたいそう明るく見えます。
のどかな山口の田舎道の桜を楽しみながら海に行くと、海もプランクトン濃厚で「はるだよ〜ん」ってな感じでした。



今では見慣れた地元の春の海。やっぱりこうでなくちゃ。

浮遊チームは深海性のイカ(ゴマフホウズキイカ)が出たと喜んでおられましたが…わたくしは地を這う地味なダイビングなので遭遇は無し。



あっちこっちでパタパタ飛んでいるウミコチョウを観たくらい。



で、エビアマモの花を今年は探せるか…と、相変わらず海の植物を観にいってみた。エビアマモは波の荒い浅場に生息するアマモより細めでつるっと感のある海くさで、青海島にも須佐にもあるんだけど 場所が場所だけにカラダが揺れて撮り難く観察も凪でないとし難いことが多い。しかも花については、どの時期にどんな位置に姿を現すものなのか私は知らない。

エビアマモエリアに到着。



するとですね、大概ふさふさ生えているエビアマモちゃんが、びっくりするほど鼻毛程度。



一年中繁っているワケじゃないんだ?それも株の姿が全くない。若い芽が所々あり、今からふりだしに戻って成長するって感じ。



当然花が咲くレベルでなく花のかわりにワレカラがいっぱい。アマモもウミヒルモも繁る季節とそうじゃない季節があるにはあるんだけど、エビちゃんは冬すっかり枯れちゃうタイプ?
| うみくさ・海藻 | 00:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
水辺のさんぽ 3


いわゆる「マングローブ」を観察に。

マングローブとよばれているものを初めてみた時、「うっわー ほんとうにあるんだ!」と感激しました。それにしても、川と陸との境が自然のままということも、私の暮らす周辺には全く無く、川と陸の境にどういった木が本来生きるのか知りません。



川は両側の斜面が工事された大きな溝。

溝化した川に流されて来た土砂等が積もる。そんな川周囲や洲のエリアにぽつんと生える木は数日増水しても生きていられる種なのだろう。でも、マングローブとよばれるヒルギのように、そればっかりが一面判で押したように並んだりもしていない。



たまたまそこに根を下ろし、歩いて山に行くことも出来なくて仕方がないから生えている。
大雨ですっかり川に浸かる時、木はなんだか「困ったなあ」と辛抱しているようにみえる。



と、全く海ネタから離れているので木みたいなヒドラのハナシをひとつ。



私が何度か気に入って撮っている被写体のヒドラの玉。このヒドラの玉(クラゲ体というらしいもの)は、多少違った姿であっても、生態は似たようなものだから地元でも観られるのではなかろうか?どうだろう。



クラゲ体が地元で確認出来る時期や水温は解らないんだけど、いつか観れたらいいな。ちなみに沖縄のこのヒドラの大きさはこんな感じ。100mmマクロレンズで撮っているから大きなもののようだけど、実際にはとってもおチビちゃんです。
| 沖縄 | 00:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
海底の植物たち


珊瑚の白化のハナシに戻るけれど、褐虫藻というものについて勝手なイメージを持っていました。「高水温になると珊瑚のカラダから抜け出す」「死なずにいた珊瑚に褐虫藻が戻ってきた」という表現をどこかで読んだり聞いたりしていたように思うので、それは原始的でいて運動性のあるものだ と。

で、私が頭になんとなく持っていた面はミトコンドリア風の、でも違う何か。
当然じぇんじぇん違うんだけど、その「褐虫藻」が何か頭に湧かず、架空のイキモノをバケモノとして頭に思い描くかのようにです。



で、この度買ったという本では、それがさっくり「海底の植物たち」と表現している。



なんだその海底の植物たちとは?なのだ。

私にとって、これはごっそり鍋底ひっくり返したように、視点が変わる。海くさ好きの私でも、珊瑚をみれば焦点は珊瑚にある。まさか珊瑚の体内に植物を思うとは思わなかった。本には褐虫藻は単細胞植物とあり、他の小さな藻も含めて定着性の珊瑚にくまなく分布して海の基礎生産を担っている。とある。



南の海の視点が藻に移ることはオドロキなのだ。あの大量の珊瑚のカラダに海の植物があるのか。褐虫藻なんて名前で、藻なのか虫なのかなんなのかお前は?だったのに植物かよ。藻を植物と言っちゃうところも、へ?植物なの?って感じなんだけど、そう捉えればですよ、白化し、すっかりセメント状に禿げあがっているものに、糸状ともなんとも解らない藻がついているのも、山火事の後の芽吹きが海ではああいったものか?なーんてまた妄想が膨らみます(考えすぎ?)。
| 珊瑚 | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
水辺のさんぽ 2
沖縄で泊まるホテルで「沖縄の海藻と海草」の本にであいました。

本には、私が度々潜る海中道路のことが書いてあります。



海中道路の浅瀬は魚の姿が大変少ない。そこにあるのは飽きるほど延々と浅い砂と珊瑚のガレ、そして海くさとカサノリ、ホソエガサ。と言っても恐らくここでダイビングを楽しむダイバーはそういない。殆どの人は海中道路の海上の景観を知っているのだと思います。勿論私もそうでした。

沖縄に観光で訪れる我々が手にするガイドブックには海中道路がなんたるかはありません。海上に伸びる南国の道路であり、ココロ踊るビーチ、非日常のカフェがどこにあるか そういうことがあるのみ。



しかし、本には海中道路がどうして海中の道路なのか端的にあります。つまりは干潮時、島の人が海中を歩いて本島まで行来していたということ。歩いて?歩くには結構遠いよ、しかも満ちると結局海だ。なんじゃそれは。そして戦後、米軍払下げの車で海中を走って往路していた正しく海中の道路という。



こういう事は知っている地元の人は今更なんだ?ってハナシなんだろう。海中道路に潜る時、ガイドさんは干満をみて朝早くピックアップしてくれる。と、いうことはかつて海中道路を歩いて行来した島民は、汐が引いた真昼そこを歩いていたのだろう。

マングローブ(ヒルギ)の観察の前に、食堂に寄った。そのハナシを昼食を摂りつつ話していたら、背中合わせに坐っていた人がなんだかハナシに乗って来て、あそこは昔ジープが走っていたとかなんとか言ってきた。

ヒトの暮らす陸地と陸地の間には、いろんなハナシが埋もれている。

(写真はストックより)
| 沖縄 | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
水辺のさんぽ 1


海は勿論、陸でも水辺に焦点のある案内をして頂いています。
お陰さまで自分では辿りつかない沖縄の沿岸を垣間見ることができる。



海と陸の繋がるところは、澄んだビーチだけでなく その大半は山からの泥や途中で流れ込んだあらゆるもので近寄り難い場所に思えます。率直に言うと汚れるし足がとられて動けない。また草木が繁り踏みこめない。

当然 容易に近寄れるところで「ふむふむ」と眺めたりする。



海は澄んで青く、雨が降ると濁る。それは美しさの価値を下げるつまらないことだというイメージを変えてくれる。川はもともと雨の量、水の流れでかたちを変える幅に決まりのない場所だと思う。



少しずつ土を削り、川を流れ植物を育て海に栄養を運んだりしている。西表でみた海は澄みきった珊瑚礁ではなかった。潜った場所がそういうエリアだったからだ。南特有のあおさの中に泥の色を常にみた。そして海底には驚くほどのウミヒルモの原が広がり、探さなくても目立つ程 雌花が揺れていた。これが山に繋がる海なんだと思った。



マングローブを眺め、小雨の降る中アダンの小道をくぐり辺野古を眺める。



目の前が辺野古。曇っていたがTVで良くみるオレンジ色の並んだブイがわかる。



風ばかり吹く浜に おーや?みたことのない足あと。



なんだなんだこの動物は。結構大型ではないか。歩幅も広そうだ。しかも新しい。
ちょっと待て、これは若しかしておそろしいぞ!



と、思ったら人間の靴がつくった足あとだった。
少しほっとしたけど、人間が一番おそろしい気もする。

| 沖縄 | 15:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ