Sequel
2017.07.08 Saturday
ヘビと妄想
暦は早くも7月 もう立派に夏です。で、ヘビギンポはどうしているかというと、今年はまだ繁殖行動真っ盛りでした。立派に雄が婚姻色となり生き生き動き回るなんて、季節的になんだか遅い… んだけどこんな年もあるのかな。
前回ヘビの繁殖行動を観察したのは4月末。この時全く婚姻色を出さないまま雄と思われるヘビと雌と思われる個体が2ペアいた。体色が雌と雌の状態のまま繁殖行動をおこなっている。
自宅に戻って写真を確認すると、ちゃーんと一方のお腹からは産卵管も伸びている。
立派に雌姿と雌姿 間違いないのだ。
で、Webでいろいろ検索なんかしていると、雄が婚姻色にならないまま繁殖に至るケースはあるみたいで、わざわざ婚姻色になる必要のない状況で観られちゃうみたい。ここに私がみたサイトを出していいのかどうか解らないのでリンクは張らないけど、ヘビギンポを検索するとその記事は出てくるのではないかと思う。
2003年の記事になっているから、もう随分前のものだ。だけど、こうした記事は自分が観たものを確たるものとしてココロに刻んでくれるし、更に(深みに)導いてもくれる様でホントに嬉しい。
先月、沖縄でデバスズメダイとアオバスズメダイの繁殖行動を観察した。
今回のヘビと状況は違うのだけど、私が見た限りデバもアオバも存在を示しているような時は婚姻色を出していても、メスに産卵させ放精していると思われる動きの時は、?と思うほど婚姻色のインパクトが薄い。
いつもそうなのか、どの個体もなのか たまたまだったのか、そもそもサカナの多くにあることなのか、気になるけれどわたくしの浅い観察ではとてもわかりません。
ただ、必要な時に婚姻色が出て、もう必要はないという場合に消えている可能性はある。ちなみに写真は上がデバで下のがアオバよ。
ただ、必要な時に婚姻色が出て、もう必要はないという場合に消えている可能性はある。ちなみに写真は上がデバで下のがアオバよ。
今回のヘビギンポは、あちこち何個体もいてダイバーとしては賑やかで撮影するにも楽しいんだけど、彼らは大勢いるってことは真っ黒になる「必要がある状況」だったのかな(妄想)。
そうしてみると、また春が来ると変身しないヘビの繁殖行動が観られるかなとか、ホントに密度が高いと黒くなっちゃうものなのか確認したくてワクワクします。
ついでに自分だけの地味〜なヨロコビを追加。まず、黒。
そして ちょっと褪せ気味
男の牽制後の呼吸整え中なのだろうか それとも負けちゃったのだろうか(妄想)
で、これは多分 完全に雌ね〜。
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