とおくへ ゆきたい
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山口の珊瑚たち

先月、沖縄で珊瑚の産卵を堪能して以来、なんだか珊瑚をみると「これも卵を出すんだ」と、未だ見ぬ姿を頭に描いてしまう。
同じ『産卵』であっても、その様子はそれぞれ違っていた。



山口にあるキクメイシ、これは正確にはどういう名前なのか知らないけれど、絶対に或る日産卵している筈。一体どんな卵をどんな具合に産むのだろう。


須佐でも結構探せばあちこちにあったキクメイシモドキ(多分そういう名前)。


これも絶対に或る日産んでいる筈。

温帯域でも、人知れず地味な珊瑚たちが命を繋いでいるのだとおもう。

みたことは ないけれど。

ダイバーになるまで、珊瑚とは浦島太郎が亀に乗っていった竜宮城の庭にある、赤やピンクの雅なものだと思っていた。が、実際には結構色合いは地味目。絵具で塗るなら黄土色に深緑を混ぜる感じだろうか。場合によってはグレーを加えてみたくなるかもしれない。


とても浦島太郎が鯛やヒラメと踊り遊ぶ気分にはならないカラー。
これが今にして思えば海の植物、褐虫藻の色彩なんだろうなとおもう。



そんなことに気が付くと、だまし絵に潜んでいた物体が突然見えるように、姿の無かった植物たちをあらゆる生きものの中に急にどっと感じてしまう。



陸地では雨を浴びて樹々の緑が深くなっている。
陸にも海にも、植物がいっぱい。
| 珊瑚 | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
ハナガタサンゴの産卵@2017

キクメイシ同様、昨年も観たハナガタサンゴの産卵。

 

 

昨年はエントリーして直ぐ、あちこちで噴火し ナイトの目的だったクマノミのハッチアウトどころじゃないじゃん。ガイドさんがライト振って呼んでいるけど、もうどうしていいのかわからない。絶対にぜったいに夢にまで見たサンゴのサンランってやつじゃん かー! とワナワナしたのです 。

 

<昨年のようすはコチラくりっく>

 

 

で、今年もハナガタサンゴは立派に噴火。……奇跡

 

珊瑚の産卵は、写真でみても多分興奮は伝わらないと思いますね。

 

 

いちおう動画も撮りました。

 

 

見たくて撮りたくて撮りたくて見たくて たまらない自分の思いが叶った時、

 

 

目の前で生みだされるそれは どれだけ胸躍るキモチなのか。

……なんでもそうなんですけど。

 

 

且つ、今年はしっかり観ました。 「白い煙幕と同時に粒が間欠的に噴き出す」ことを、苦手なナイトで動揺し勘違いしちゃった…ってものではなく確かにそうだぜ!と確認できた。

 

 

 

 

また、生みだされる粒が予めこんな風に透けて見える。キクメイシはポリプに一個、さー今からドッチボールを投げますよ状態で放出の準備がされるけど、ハナガタサンゴはいくつも並ぶ。噴火した後、次なる陣痛?が押し寄せると 残っていたものがまた出てくる。産卵しているハナガタサンゴを見つけたら、噴火後でもしばらく待っていたらまた観ることができちゃう。珊瑚は生きものが集まって出来ていると聞いていても、普段は「岩」としか思えないだけに、あれ、いつもの君はどんな面だったっけ?

 

 

な、思いがけない生々しさでもアル。

| 珊瑚 | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
キクメイシの産卵@2017
ナイトが苦手なわたくしがですよ、二年続けて珊瑚の産卵を観ることができた。
物凄いことだ。一般的にいう?「珊瑚の産卵@ミドリイシ」じゃないところなんて、正直わたくしらしい出逢いかも なんて思ったりもするし。


昼間、キッカサンゴの産卵と思われる出逢いに「絶対今夜はどれかの珊瑚が産む!」と妙な確信を得たわたくし、予定外のナイトを依頼。

勘違いでもなんでも 思い込みでもなんでもいい。
なんかあるじゃん、なんかほら、海の色というか濁り方というか匂いというか「何か産むぞ 絶対」な感覚。
で、やっぱり♪

昨年同様、キクメイシが生まれ 浮遊しているのを確認。


どのキクメじゃっ!と探す と、ありますあります!



普段、模様付きの岩としか見えないキクメイシひとつひとつが風船のようになっている。こいつは本当に球がでかくって見応えあります。


次の陣痛が来たら生まれるわ。


でも、お産は時間がかかるの わたし。

しっかし、キクメイシの珊瑚そものののカラダってこんなになっているんだ。
珊瑚ってほんま何なんなんでしょう。不思議な生き物だわ。

 



 

ハナガタサンゴと違い、一つのポリプから一個出たらおしまいみたい。
見逃したら無念なのでじーっと見つめる。でも、撮らなくちゃきっと後悔するから一眼を構える。いやいや昨年は動画を撮ってない 撮らなくちゃとTGを構える。しかしこの目玉にも焼き付けたい!あわあわ 忙しい。
凄いわすごい こんなものが毎年観れちゃうなんて物凄い。


しみじみ…



最後の写真は昨年の産卵のもの こいつはちゃんと珊瑚になれたのかな…。

| 珊瑚 | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
チョウチョウオによるキッカサンゴの産卵とおもわれる

昼間にサンゴの産卵があることは、知ってはいました が、この度のキッカサンゴの産卵はかなり意外。驚いたのは産卵が昼間にあったというより、チョウチョウオが捕食しようとサンゴを群れで突き産卵させていたこと。

こんなこともあるんだ。。。



エントリーして直ぐ、妙にチョウチョウオが集まっているような気がすると思いはしましたが、なんだか白煙が立ち上りチョウチョウオ等が乱舞。濁っているものの正体が何かさっぱり解らず、何かの餌を大勢で食いちぎり巻き散らかしているのかな?いや、確かここでに白煙が上がった…なんだろう??と。



チョウチョたちが狙っていた場所はその時に二ヶ所。



右と左にどっと移動を繰り返し岩肌のサンゴを突いている と



あ、出た!さっき観た白煙!



ブダイの大量糞じゃないよー。




チョウチョたちは狂ったように食べる。チョウチョだけでなくブダイやらも交じるけれどメインはチョウチョウオ。噴き出したものの見た目はサンゴの卵といよりブダイの糞が大量…? しかし状況的に間違いなくブダイの糞じゃない。

「あんなものが さんごから噴きでるなんてありえん…」
「これもさんごの さんらんだ きっと…」

 

http://blog.goo.ne.jp/kuroshiobio/e/371e1aa344919c3c651afa7b403091ae

宿に戻って調べると、Webにこんな記事がありました。申し訳ないけど勝手にリンク張らせて頂きます。
正に観たのはこれ。書いてあることも観たままでなんだか感動。キッカサンゴの本当の産卵がどの時刻帯にあるのか解らないけど、本当の産卵よりこういう生体がチョウチョウオやサンゴにあるってことを観たのって凄い。


 

| 珊瑚 | 12:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
珊瑚の産卵 三種確認


昨年観た珊瑚の産卵の再確認のような夜でした



そうそう この産卵を昨年の今頃観て大興奮したのですよ。今年も観られて夢にようだわ。



然もじっくりと観ることができた。
尚且つ、昼間は昼間で面白い珊瑚の産卵を観た。携帯からちまちま文字を打って更新する事しか出来ない旅先では、今日の面白さを表現出来ないわ。

| 珊瑚 | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
でたな 白い満月
夕方、空を仰ぐと白い満月が空にお座りになっておられた。



ダイビングに「覚悟」がいるのかどうか解りませんが、白い月は目玉にも見える。
わあわあ 出たな六月の月!

それはそうと沖縄で買った「沖縄の海藻と海草」の本のお陰でなんとなくサンゴから褐虫藻が消えるとダメになっちゃう…の意味がわかってきた(ような気がする)。

サンゴは共生している褐虫藻が「抜け出る」と死んじゃうなんてハナシを目にするばかりで、それはどうしてか意味がちーっとも解らなかった。で、そうか 海もまず植物の類がお陽さまを吸い込んで光合成するところから始まるのか。何故栄養不足になるのか素人ながらイメージできたことは有難い。

そうして空は満月。



ダイビングの楽しみは、今や青さや魚の群れに感動するだけでなく大変多様…です。それでもやはり海の一つの節目としてサンゴの産卵はあるような気がします。南の海を知らなかったわたくし田舎のダイバーも、こうして何年も潜っているうちにそう実感するようになりました。また、沖縄など南の海を見ると、山口の海と大きく違うのは海の青さや生き物の種類だけでなく、その海岸の岩肌や海底の礫もありますね。

石灰質が全部生きものそのものだということに、あまりにもの命がどっとみえ、ぞーーっとする感動を覚えます。
「生物地形」を作り出すほどの生きものの生命。その始まりをやっぱり見てみたい。

と、ここまで書いておいてまーだ言うが、私は夜の海は素直にコワイです。

<写真はストックから。今日の月はもっとぱんぱんの満月>
| 珊瑚 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
胸が キューッ


梅雨の匂いがいっぱいでござる。

空を覆う灰色の上には、どんどん膨らむ月がいるのだわ。
八重山ではもうサンゴの産卵があったんですってね。



暗い海に潜る度胸がないくせに、月が丸くなっていくわ♪

と思うと



凝りもせずに ソワソワし、胸がぎゅーとしてしまう。
若くもないのでいちおう言うけど病気でではありません。
| 珊瑚 | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
夜の海は おそろしい
思い出してもナイトダイビングというものは、未だ数度しかありません。
まず一度目は恐れをしらない初期のころ。ヤリイカのハッチアウトが今夜は絶対観られる!というハナシに大変ロマンを感じ潜ってみた。

場所は青海島。

結論からすればハッチアウトどこか産卵、そして威嚇まで観ることができた。当時私はカメラなぞ持っておらず証拠写真はどこにもない。が、初めてのナイトは脳に深ぁーく刻まれている。

二度目はやはり青海島で次は須佐でナイト。その次も須佐。サンセットで潜りたちまちナイト状態。この時はネンブツダイの産卵&口内保育を狙ったように記憶する。そしてその次は沖縄でサンゴの産卵を狙ったボートナイト。

正直に申しますとこの様に夜の海には潜っていないんです。
ナイトダイビングは大変こわいんだもの。

それでもサンゴの産卵は頭が熱くなるほど観たかった。
だから頑張ろうと思った。そしてミッドナイトで宜野湾にバックロールエントリーし、直後 漫画のようにボートにはぁはぁと這い上がった。自分なんてダイバーじゃなくてただのバカだと思った。


だってこわいんだものっ!


んで、昨年六月、沖縄。それでも懲りずにビーチでナイトをやった。
するとですね、クマノミのハッチアウトを観ながらサンゴたちがわんわん産卵していた泣きそうになりながら夜の海に入るわたしに海の神様はがははの大盤振る舞いをしてくれます。



六月の月を見上げると思い出す。

満月とサンゴの産卵は必ずしも一致しない、満月で産卵なんて思い込みだと横やりが入ってもいいんです。一致しなくてもなんでも月を見上げると真っ黒の海にサンゴの卵が溢れたことを思い出して涙が滲むキモチなので。

| 珊瑚 | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
海底の植物たち
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ログブックを久しく怠けていたので、溜め書きしています。
用事を溜めるとなんでも後が大変。。。

それにしてもです、未だわたくしは婚姻色とは何か良く解っていません。繁殖期に見られる通常にはない色彩…でいいかもだけど腑に落ちないことも多々。そもそも婚姻という呼び名がひっかかるが書き出すとくどくど書いてしまうので略。



同じように褐虫藻についても同じくで、サンゴ等に共生している生物で高水温となるとサンゴから抜けて出てしまい、貧栄養に至りサンゴが死滅してしまうもの…大雑把そうだろうけど解らん。

で、ログの整理しつつ「単細胞植物である褐虫藻が有機物をサンゴに与えている」ということについて本を読み返してみた。想像すると私なりに生きものが影響しあって生息している様子がイメージはできるのだが。



と、こんな具合にログの整理は脱線ばかりで進みません。

それにです、褐虫藻や海藻が基礎生産を担っている…と読むとそもそも基礎生産とは何か?無機物を有機物に変えているとは何か?で、検索するとPCには中学生や高校生の勉強のページがじゃーんと開かれて、そうだったのか…と思いながらしかし挫けずふむふむと読み、世の中の子ども様たちにとって周知の事実を、生まれて初めて知る事のように読んでいるオノレを悲しいなと思ったりして、やっぱりログの整理は進みません。



ついでに言えば、よく書いてある褐虫藻は高水温になるとサンゴ等から「抜け出る」って解りません。生息できなく死滅するなら解るけど、体内で共生と言っておきながら 何 ぬけ・でる・ってっ。お前は出て行っても抜けただけで立派に生きてるんかい?いつか戻ってくるのかよっ。
| 珊瑚 | 13:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
海底の植物たち


珊瑚の白化のハナシに戻るけれど、褐虫藻というものについて勝手なイメージを持っていました。「高水温になると珊瑚のカラダから抜け出す」「死なずにいた珊瑚に褐虫藻が戻ってきた」という表現をどこかで読んだり聞いたりしていたように思うので、それは原始的でいて運動性のあるものだ と。

で、私が頭になんとなく持っていた面はミトコンドリア風の、でも違う何か。
当然じぇんじぇん違うんだけど、その「褐虫藻」が何か頭に湧かず、架空のイキモノをバケモノとして頭に思い描くかのようにです。



で、この度買ったという本では、それがさっくり「海底の植物たち」と表現している。



なんだその海底の植物たちとは?なのだ。

私にとって、これはごっそり鍋底ひっくり返したように、視点が変わる。海くさ好きの私でも、珊瑚をみれば焦点は珊瑚にある。まさか珊瑚の体内に植物を思うとは思わなかった。本には褐虫藻は単細胞植物とあり、他の小さな藻も含めて定着性の珊瑚にくまなく分布して海の基礎生産を担っている。とある。



南の海の視点が藻に移ることはオドロキなのだ。あの大量の珊瑚のカラダに海の植物があるのか。褐虫藻なんて名前で、藻なのか虫なのかなんなのかお前は?だったのに植物かよ。藻を植物と言っちゃうところも、へ?植物なの?って感じなんだけど、そう捉えればですよ、白化し、すっかりセメント状に禿げあがっているものに、糸状ともなんとも解らない藻がついているのも、山火事の後の芽吹きが海ではああいったものか?なーんてまた妄想が膨らみます(考えすぎ?)。
| 珊瑚 | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ