とおくへ ゆきたい
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みんな生きてる


気温が低いと、積もった雪はこんなにもサラサラしているんだ、なるほどこれが粉雪なんだ。と舞い上がる様を眺める氷点下の朝。寒くても頭はいつもどこかで「潜ること」を考えているワケで、次のダイビングは大丈夫かなあとそればかり。
大丈夫でも間違いなく寒いだろうなあ。



そんな中、先日名護市長選がありましたね。
私は沖縄のヒトではないわたしは無責任に言えませんが、ただ海の中だけに限ってはつくづく惜しいとおもう。
多くの生きものの暮らしと命を或る日突然壊していくのだわ。
しかし、そういう視点なら他のインフラ整備なら良いのかって話ですが。

辺野古問題は少々特別な話になるのだけど、海の中という切り口だけにすれば同じ事を今までもこれからも全国各地でやってる訳で、自分もその中で暮らしている。

だから、きれいごとを語るつもりも無いんですけど溜息は出ます。
悪い想像を這わせつつ、ならばいつも潜って遊んでいる海は完全に自然か となるとそこも微妙で、人の暮らしが本来の海の姿を変えた中で新たな自然できている。

しかし、でもやはり無念。



面白くない話ばっかじゃナンなので、ブダイが齧ったハマサンゴ。
昨年末、その大浦湾で撮ったものなんだけど 他のハマサンゴはそうでもないのに、このハマサンゴばっかりきちんと等間隔で齧っていてデザインの様になっていた。「ポリプを齧る」のかもだけどこの差は何?凄くおいしい藻とかもついていたりして選んでいるのかな(ああ、また妄想〜)。
| 珊瑚 | 23:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
古代のサンゴ?


沖縄タイムスの記事にある「古代のサンゴ」の意味が正直呑み込めなかったのですが、読まれた方で同じ思いをしたヒトもいるかも。



「大浦湾の生きものたち」という本によれば、
アオサンゴは「遺伝的に単一、つまり、たった1つのポリプからここまで成長したことがわかっています。」(すっかり引用)。



遺伝的に一つのものであるということ故に、新聞記事にある「古代からの遺伝子型をずっと保持している可能性があり、保全する学術的、生態学的意義は大きい」の一文に意味が繋がるのだと思う。

潜らせて貰ったのは湾中央部にあたる中干瀬って辺り。
もう、自分には二度と無いかもしれないので、潜った二本ともしっかり景観を動画を撮っておけばよかったと家に戻って少し悔やみました。





一本目のアオサンゴエリアでは動画は撮っておらず、二本目のパラオハマサンゴエリアでは少しだけ様子が解る動画を撮っています。一面珊瑚なので着底できず折らないよう珊瑚から離れて撮りアングルが今一つ…ですが、珊瑚という生物に覆いつくされた海底は見事なものでした。加工編集せず、もう撮ったままの短い動画をいくつかをYouTubeにあげてます。似たような動画ですが興味のある方は辿って観てください。



ちなみに調査出発は朝早く集合



終わりは当然お昼頃。ゴーヤのお弁当が美味しかったです。
| 珊瑚 | 01:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
シコロサンゴのあるところ@2017/8経過

シコロサンゴのあるところに度々潜っております。
スズメダイが乱舞するここは、スキンでもダイビングでもとにかくいい。
ただ、ただ観ているだけ ここに訪れるだけで癒されます。

と、同時に夏の高水温の影響を観察する場所でもある。


例えば 上の二枚は2015年10月の景観。
白化しておらず のどかな秋の海。


2016年9月末の景観。



この夏、あちこちの珊瑚が白化しているという情報が溢れたことは、珊瑚に興味のある方、また沖縄方面で潜る方はよく知っている筈。


そして 今年の春である2017年3月中旬。

シコロサンゴは褐虫藻を取り戻し(という表現があっているのかどうかわかりませんが)、元気な姿になっている。勿論すっかり白化したものもある。命を失った珊瑚は、時間と伴にすっかり別の藻に覆われたり、新たなる生物が表立って隠れたり、石(セメント)の姿となり生命の気配を失い目立たなくなっている。


そして次の夏が来て

今回、2017年8月末。
シコロサンゴはまた 斑になっている。



ただ、結構白化していながらも、


2016年に比べると程度は酷くない。詳しいことは知らないけれど、私の好きな シコロサンゴのあるところの様子はこんなです。
| 珊瑚 | 11:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
山口の珊瑚たち

先月、沖縄で珊瑚の産卵を堪能して以来、なんだか珊瑚をみると「これも卵を出すんだ」と、未だ見ぬ姿を頭に描いてしまう。
同じ『産卵』であっても、その様子はそれぞれ違っていた。



山口にあるキクメイシ、これは正確にはどういう名前なのか知らないけれど、絶対に或る日産卵している筈。一体どんな卵をどんな具合に産むのだろう。


須佐でも結構探せばあちこちにあったキクメイシモドキ(多分そういう名前)。


これも絶対に或る日産んでいる筈。

温帯域でも、人知れず地味な珊瑚たちが命を繋いでいるのだとおもう。

みたことは ないけれど。

ダイバーになるまで、珊瑚とは浦島太郎が亀に乗っていった竜宮城の庭にある、赤やピンクの雅なものだと思っていた。が、実際には結構色合いは地味目。絵具で塗るなら黄土色に深緑を混ぜる感じだろうか。場合によってはグレーを加えてみたくなるかもしれない。


とても浦島太郎が鯛やヒラメと踊り遊ぶ気分にはならないカラー。
これが今にして思えば海の植物、褐虫藻の色彩なんだろうなとおもう。



そんなことに気が付くと、だまし絵に潜んでいた物体が突然見えるように、姿の無かった植物たちをあらゆる生きものの中に急にどっと感じてしまう。



陸地では雨を浴びて樹々の緑が深くなっている。
陸にも海にも、植物がいっぱい。
| 珊瑚 | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
ハナガタサンゴの産卵@2017

キクメイシ同様、昨年も観たハナガタサンゴの産卵。

 

 

昨年はエントリーして直ぐ、あちこちで噴火し ナイトの目的だったクマノミのハッチアウトどころじゃないじゃん。ガイドさんがライト振って呼んでいるけど、もうどうしていいのかわからない。絶対にぜったいに夢にまで見たサンゴのサンランってやつじゃん かー! とワナワナしたのです 。

 

<昨年のようすはコチラくりっく>

 

 

で、今年もハナガタサンゴは立派に噴火。……奇跡

 

珊瑚の産卵は、写真でみても多分興奮は伝わらないと思いますね。

 

 

いちおう動画も撮りました。

 

 

見たくて撮りたくて撮りたくて見たくて たまらない自分の思いが叶った時、

 

 

目の前で生みだされるそれは どれだけ胸躍るキモチなのか。

……なんでもそうなんですけど。

 

 

且つ、今年はしっかり観ました。 「白い煙幕と同時に粒が間欠的に噴き出す」ことを、苦手なナイトで動揺し勘違いしちゃった…ってものではなく確かにそうだぜ!と確認できた。

 

 

 

 

また、生みだされる粒が予めこんな風に透けて見える。キクメイシはポリプに一個、さー今からドッチボールを投げますよ状態で放出の準備がされるけど、ハナガタサンゴはいくつも並ぶ。噴火した後、次なる陣痛?が押し寄せると 残っていたものがまた出てくる。産卵しているハナガタサンゴを見つけたら、噴火後でもしばらく待っていたらまた観ることができちゃう。珊瑚は生きものが集まって出来ていると聞いていても、普段は「岩」としか思えないだけに、あれ、いつもの君はどんな面だったっけ?

 

 

な、思いがけない生々しさでもアル。

| 珊瑚 | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
キクメイシの産卵@2017
ナイトが苦手なわたくしがですよ、二年続けて珊瑚の産卵を観ることができた。
物凄いことだ。一般的にいう?「珊瑚の産卵@ミドリイシ」じゃないところなんて、正直わたくしらしい出逢いかも なんて思ったりもするし。


昼間、キッカサンゴの産卵と思われる出逢いに「絶対今夜はどれかの珊瑚が産む!」と妙な確信を得たわたくし、予定外のナイトを依頼。

勘違いでもなんでも 思い込みでもなんでもいい。
なんかあるじゃん、なんかほら、海の色というか濁り方というか匂いというか「何か産むぞ 絶対」な感覚。
で、やっぱり♪

昨年同様、キクメイシが生まれ 浮遊しているのを確認。


どのキクメじゃっ!と探す と、ありますあります!



普段、模様付きの岩としか見えないキクメイシひとつひとつが風船のようになっている。こいつは本当に球がでかくって見応えあります。


次の陣痛が来たら生まれるわ。


でも、お産は時間がかかるの わたし。

しっかし、キクメイシの珊瑚そものののカラダってこんなになっているんだ。
珊瑚ってほんま何なんなんでしょう。不思議な生き物だわ。

 



 

ハナガタサンゴと違い、一つのポリプから一個出たらおしまいみたい。
見逃したら無念なのでじーっと見つめる。でも、撮らなくちゃきっと後悔するから一眼を構える。いやいや昨年は動画を撮ってない 撮らなくちゃとTGを構える。しかしこの目玉にも焼き付けたい!あわあわ 忙しい。
凄いわすごい こんなものが毎年観れちゃうなんて物凄い。


しみじみ…



最後の写真は昨年の産卵のもの こいつはちゃんと珊瑚になれたのかな…。

| 珊瑚 | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
チョウチョウオによるキッカサンゴの産卵とおもわれる

昼間にサンゴの産卵があることは、知ってはいました が、この度のキッカサンゴの産卵はかなり意外。驚いたのは産卵が昼間にあったというより、チョウチョウオが捕食しようとサンゴを群れで突き産卵させていたこと。

こんなこともあるんだ。。。



エントリーして直ぐ、妙にチョウチョウオが集まっているような気がすると思いはしましたが、なんだか白煙が立ち上りチョウチョウオ等が乱舞。濁っているものの正体が何かさっぱり解らず、何かの餌を大勢で食いちぎり巻き散らかしているのかな?いや、確かここでに白煙が上がった…なんだろう??と。



チョウチョたちが狙っていた場所はその時に二ヶ所。



右と左にどっと移動を繰り返し岩肌のサンゴを突いている と



あ、出た!さっき観た白煙!



ブダイの大量糞じゃないよー。




チョウチョたちは狂ったように食べる。チョウチョだけでなくブダイやらも交じるけれどメインはチョウチョウオ。噴き出したものの見た目はサンゴの卵といよりブダイの糞が大量…? しかし状況的に間違いなくブダイの糞じゃない。

「あんなものが さんごから噴きでるなんてありえん…」
「これもさんごの さんらんだ きっと…」

 

http://blog.goo.ne.jp/kuroshiobio/e/371e1aa344919c3c651afa7b403091ae

宿に戻って調べると、Webにこんな記事がありました。申し訳ないけど勝手にリンク張らせて頂きます。
正に観たのはこれ。書いてあることも観たままでなんだか感動。キッカサンゴの本当の産卵がどの時刻帯にあるのか解らないけど、本当の産卵よりこういう生体がチョウチョウオやサンゴにあるってことを観たのって凄い。


 

| 珊瑚 | 12:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
珊瑚の産卵 三種確認


昨年観た珊瑚の産卵の再確認のような夜でした



そうそう この産卵を昨年の今頃観て大興奮したのですよ。今年も観られて夢にようだわ。



然もじっくりと観ることができた。
尚且つ、昼間は昼間で面白い珊瑚の産卵を観た。携帯からちまちま文字を打って更新する事しか出来ない旅先では、今日の面白さを表現出来ないわ。

| 珊瑚 | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
でたな 白い満月
夕方、空を仰ぐと白い満月が空にお座りになっておられた。



ダイビングに「覚悟」がいるのかどうか解りませんが、白い月は目玉にも見える。
わあわあ 出たな六月の月!

それはそうと沖縄で買った「沖縄の海藻と海草」の本のお陰でなんとなくサンゴから褐虫藻が消えるとダメになっちゃう…の意味がわかってきた(ような気がする)。

サンゴは共生している褐虫藻が「抜け出る」と死んじゃうなんてハナシを目にするばかりで、それはどうしてか意味がちーっとも解らなかった。で、そうか 海もまず植物の類がお陽さまを吸い込んで光合成するところから始まるのか。何故栄養不足になるのか素人ながらイメージできたことは有難い。

そうして空は満月。



ダイビングの楽しみは、今や青さや魚の群れに感動するだけでなく大変多様…です。それでもやはり海の一つの節目としてサンゴの産卵はあるような気がします。南の海を知らなかったわたくし田舎のダイバーも、こうして何年も潜っているうちにそう実感するようになりました。また、沖縄など南の海を見ると、山口の海と大きく違うのは海の青さや生き物の種類だけでなく、その海岸の岩肌や海底の礫もありますね。

石灰質が全部生きものそのものだということに、あまりにもの命がどっとみえ、ぞーーっとする感動を覚えます。
「生物地形」を作り出すほどの生きものの生命。その始まりをやっぱり見てみたい。

と、ここまで書いておいてまーだ言うが、私は夜の海は素直にコワイです。

<写真はストックから。今日の月はもっとぱんぱんの満月>
| 珊瑚 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
胸が キューッ


梅雨の匂いがいっぱいでござる。

空を覆う灰色の上には、どんどん膨らむ月がいるのだわ。
八重山ではもうサンゴの産卵があったんですってね。



暗い海に潜る度胸がないくせに、月が丸くなっていくわ♪

と思うと



凝りもせずに ソワソワし、胸がぎゅーとしてしまう。
若くもないのでいちおう言うけど病気でではありません。
| 珊瑚 | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ