とおくへ ゆきたい
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珊瑚の朝 2
余韻が胸に残っているので昨日のつづき。



シュノーケリング中、俄かに辺りが珊瑚の卵だらけになった時、普通に考えて『昨夜生まれた いわゆるスリック』と思ったのですよ。だって午前9時過ぎくらい(多分)でしたし。



しかし、ほんとに粒が新しいゲ。




以前みたスリックというものは赤潮っぽいというか…。
こんな状態。この写真は勿論海面で海中の画ではないけども。

この不思議な海の姿は、実際に体験しないと信じがたいだろうなあ。
それに、素潜りで卵の出どころをいちおう探したけど解らなかった。
産卵ってったって、いつまでもぽろぽろ出る種もあるだろうし、私が観た数種の珊瑚の場合は、差がありながらも基本的には短い時間に卵が出たら終わりってもんだった。この時も 探し始めた時には既に産卵そのものは終わっていた可能性も十分ある。

ただ、産んだ珊瑚を突き止めていなければスリックは否定できない。
そうなのかもしれない。そうなのかもしれないし解らない。
解らないけど感覚的には今しがた出た珊瑚の産卵状態。が、何と言っても午前中…。



体験を共有したのは一緒にシュノーケリングしていたガイドさんのみ。 貴重な体験を、その他の人にはなかなか信じてもらえないのではとも思うけど でも

でも 感激。
| 珊瑚 | 00:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
珊瑚の朝
今朝のことです。

P6030276 - コピー.jpg

飛行機搭乗日、いつものシュノーケリングをしていたら突然目の前がこんなことに。

昨夜生まれたサンゴの卵か?とも思ったけれど、すごく新鮮。
赤潮状態で漂っている状態では無い。ぱらっぱらの 粒っつぶ。

P6030280.jpg

辺り一面 すごい はっきりいって 凄い。

P6030326.jpg

しかも、このエリアには珊瑚がたくさんあるけれど、リュウキュウスガモも混在していて、朝の明るい海の中、珊瑚の卵をかきわけて(?)リュウキュウスガモの草原を泳ぐ。

あまりにも不思議な朝の海。
| 珊瑚 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
6月はいそがしいのです 其の2


実際、一昨年、昨年と珊瑚の産卵を随分堪能しました。 殊に昨年なんて 短い滞在中三種の珊瑚の産卵を観れましたし。

時期であれば、三種どころか「珊瑚ちゃんたちは ばんばん産む」かもですが、私的には幸運としかいえない事です。

まず、なーんと真昼間から。 昼間、チョウチョウオの刺激で生んでたことです。

 礇船腑Ε船腑Εによるキッカサンゴの産卵とおもわれる>

で、キクメイシ。

◆礇クメイシの産卵@2017

でで、ハナガタサンゴ。

<ハナガタサンゴの産卵@2017>



興味によると思うのですが、自分としては珊瑚の産卵は願いに願ったシーン。 しかも、狙いもしない珊瑚たちが「自分も生きているよ」と叫ぶ声でもあったような。生きものなんだとココロが熱くなったことを、自分ひとりで見知るには勿体ないので昨年のことを再度公開っす。

ああ、今日も この夜の中、海では生きもののはじまりが生まれているのかしらー。
| 珊瑚 | 23:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
6月はいそがしいのです 其の1

1-IMG_2136-001.jpg


一昨年、夜中に沖縄の海に潜ってみたらキクメイシが産卵していました。

珊瑚の「産卵」という表現が正確には違うという理屈はおいといて、素人的にいう珊瑚の産卵は観たかった姿なので そりゃもう逆上せるくらい嬉しかったもんです。


1-IMG_2142.jpg


ミドリイシの産卵でなくキクメイシだった事も、地味好きの心に響きましたねー。

おまけにカンザシヤドカリが生まれたての卵をむしゃむしゃ食べてみたり、なんじゃこりゃーな夜の海。


P6120343.jpg


を、忘れられなくて昨年も行ってみたら、またまた産んでました。

滅多に夜中に潜らないのに、海の神様ってステキ。


P6120290.jpg


ってな事を、この季節になるとわたくしの体中が思い出し じっとしておれません。

ただ、雨の神様は私に結構厳しいので、出掛けるとたびたび小石ほどの雨を空から落としてきます。出来る事なら小麦粉程度の雨粒にしてください。


P6120350.jpg


なむなむ…。

| 珊瑚 | 15:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
歩く珊瑚
IMG_4495.jpg

雨の休日。海に出掛けたいけどなんとなく家にいる。
家にいながら「ハゼのこと」で気持ち落ち着かないキブン。

今ごろ、どうなっているだろうか。

そういいう事を考えながらFBを眺めていると、常々興味深い記事を出されているIさんの記事に目が留まる。生きたサザエの殻にヤリイカが卵塊を産み付けているという内容。

ここで注目される事と視点はずれますが、沖縄本島でようやく探し当てたハゼに夢中になり、興味深いものを見つけながら、忘れていたことを思い出しました。

P3230228.jpg

これは「歩くサンゴ」。 スイショウガイに着くことで生きていく珊瑚です。

この生態について新聞記事があり、説明はこれを読まれると解り易いです。
見つけた時、このスイショウガイはちゃんと生きており、キクメイシモドキもポリプは出ていなかったけど生きているものだと思われます。



キクメイシモドキと言えば、以前山口の須佐で何度となく観察していたものがあります。勿論スイショウガイは須佐におらず、珊瑚は普通にぺたっとした平らな岩に付着していました。



猛暑で褐虫藻が抜けたと思われる状態はこれ(須佐)。

私は珊瑚の種類について正確に知らないまま、恐らくキクメイシモドキだろうと思っていたのですが、こうしてみると沖縄で観察されるキクメイシモドキと須佐の珊瑚は同じものなのだろうかどうか…。須佐に入らなくなり、今はそれすらわかりません。心から残念だけど、残念なことはいくらでもあります。口にしたくないと思いつつ繰り返し思い出し、言わないつもりですがこんな具合に思い返しモヤモヤするのです。

IMG_4646-001.jpg

ちなみに同じく沖縄で、スイショウガイに着きながら 埋もれかかったキクメイシモドキも発見。
この時 貝の下に穴が掘られシャコがいました。スイショウガイはキクメイシモドキを背負いつつ、既に死んで空き殻になっていたのでしょうか。

IMG_4650.jpg

シャコの上を見ると解るように、キクメイシモドキにはポリプが伸び、まだ十分元気です。新聞記事にあるように、スイショウガイに着くことで生息しても、スイショウガイは自分と同じ年月生きているワケではなく、命の絡みは複雑なものです。

《補足 というか、訂正

沖縄本島で観察した、写真にも撮ったキクメイシモドキの付いた貝はスイショウガイではないそうです。案内してくれたガイドさんからより、スイショウガイではない貝にキクメイシモドキがついていることが「珍しい」ということで案内したとのことでした。

… って、凄いじゃん(^_^; と、今更。

こうなると妄想は更に膨らむのがワタシの癖ですが、生きものの上に命を植え付ける行動が、故意であってもなくっても Iさんが観察したサザエのヤリイカの卵なんてのも偶然なのかイカの故意なのか解らないけれど、結果として命の範囲が広がる可能性を持っているようで、なんだかその辺り胸が高まります。
| 珊瑚 | 14:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
みんな生きてる


気温が低いと、積もった雪はこんなにもサラサラしているんだ、なるほどこれが粉雪なんだ。と舞い上がる様を眺める氷点下の朝。寒くても頭はいつもどこかで「潜ること」を考えているワケで、次のダイビングは大丈夫かなあとそればかり。
大丈夫でも間違いなく寒いだろうなあ。



そんな中、先日名護市長選がありましたね。
私は沖縄のヒトではないわたしは無責任に言えませんが、ただ海の中だけに限ってはつくづく惜しいとおもう。
多くの生きものの暮らしと命を或る日突然壊していくのだわ。
しかし、そういう視点なら他のインフラ整備なら良いのかって話ですが。

辺野古問題は少々特別な話になるのだけど、海の中という切り口だけにすれば同じ事を今までもこれからも全国各地でやってる訳で、自分もその中で暮らしている。

だから、きれいごとを語るつもりも無いんですけど溜息は出ます。
悪い想像を這わせつつ、ならばいつも潜って遊んでいる海は完全に自然か となるとそこも微妙で、人の暮らしが本来の海の姿を変えた中で新たな自然できている。

しかし、でもやはり無念。



面白くない話ばっかじゃナンなので、ブダイが齧ったハマサンゴ。
昨年末、その大浦湾で撮ったものなんだけど 他のハマサンゴはそうでもないのに、このハマサンゴばっかりきちんと等間隔で齧っていてデザインの様になっていた。「ポリプを齧る」のかもだけどこの差は何?凄くおいしい藻とかもついていたりして選んでいるのかな(ああ、また妄想〜)。
| 珊瑚 | 23:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
古代のサンゴ?


沖縄タイムスの記事にある「古代のサンゴ」の意味が正直呑み込めなかったのですが、読まれた方で同じ思いをしたヒトもいるかも。



「大浦湾の生きものたち」という本によれば、
アオサンゴは「遺伝的に単一、つまり、たった1つのポリプからここまで成長したことがわかっています。」(すっかり引用)。



遺伝的に一つのものであるということ故に、新聞記事にある「古代からの遺伝子型をずっと保持している可能性があり、保全する学術的、生態学的意義は大きい」の一文に意味が繋がるのだと思う。

潜らせて貰ったのは湾中央部にあたる中干瀬って辺り。
もう、自分には二度と無いかもしれないので、潜った二本ともしっかり景観を動画を撮っておけばよかったと家に戻って少し悔やみました。





一本目のアオサンゴエリアでは動画は撮っておらず、二本目のパラオハマサンゴエリアでは少しだけ様子が解る動画を撮っています。一面珊瑚なので着底できず折らないよう珊瑚から離れて撮りアングルが今一つ…ですが、珊瑚という生物に覆いつくされた海底は見事なものでした。加工編集せず、もう撮ったままの短い動画をいくつかをYouTubeにあげてます。似たような動画ですが興味のある方は辿って観てください。



ちなみに調査出発は朝早く集合



終わりは当然お昼頃。ゴーヤのお弁当が美味しかったです。
| 珊瑚 | 01:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
シコロサンゴのあるところ@2017/8経過

シコロサンゴのあるところに度々潜っております。
スズメダイが乱舞するここは、スキンでもダイビングでもとにかくいい。
ただ、ただ観ているだけ ここに訪れるだけで癒されます。

と、同時に夏の高水温の影響を観察する場所でもある。


例えば 上の二枚は2015年10月の景観。
白化しておらず のどかな秋の海。


2016年9月末の景観。



この夏、あちこちの珊瑚が白化しているという情報が溢れたことは、珊瑚に興味のある方、また沖縄方面で潜る方はよく知っている筈。


そして 今年の春である2017年3月中旬。

シコロサンゴは褐虫藻を取り戻し(という表現があっているのかどうかわかりませんが)、元気な姿になっている。勿論すっかり白化したものもある。命を失った珊瑚は、時間と伴にすっかり別の藻に覆われたり、新たなる生物が表立って隠れたり、石(セメント)の姿となり生命の気配を失い目立たなくなっている。


そして次の夏が来て

今回、2017年8月末。
シコロサンゴはまた 斑になっている。



ただ、結構白化していながらも、


2016年に比べると程度は酷くない。詳しいことは知らないけれど、私の好きな シコロサンゴのあるところの様子はこんなです。
| 珊瑚 | 11:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
山口の珊瑚たち

先月、沖縄で珊瑚の産卵を堪能して以来、なんだか珊瑚をみると「これも卵を出すんだ」と、未だ見ぬ姿を頭に描いてしまう。
同じ『産卵』であっても、その様子はそれぞれ違っていた。



山口にあるキクメイシ、これは正確にはどういう名前なのか知らないけれど、絶対に或る日産卵している筈。一体どんな卵をどんな具合に産むのだろう。


須佐でも結構探せばあちこちにあったキクメイシモドキ(多分そういう名前)。


これも絶対に或る日産んでいる筈。

温帯域でも、人知れず地味な珊瑚たちが命を繋いでいるのだとおもう。

みたことは ないけれど。

ダイバーになるまで、珊瑚とは浦島太郎が亀に乗っていった竜宮城の庭にある、赤やピンクの雅なものだと思っていた。が、実際には結構色合いは地味目。絵具で塗るなら黄土色に深緑を混ぜる感じだろうか。場合によってはグレーを加えてみたくなるかもしれない。


とても浦島太郎が鯛やヒラメと踊り遊ぶ気分にはならないカラー。
これが今にして思えば海の植物、褐虫藻の色彩なんだろうなとおもう。



そんなことに気が付くと、だまし絵に潜んでいた物体が突然見えるように、姿の無かった植物たちをあらゆる生きものの中に急にどっと感じてしまう。



陸地では雨を浴びて樹々の緑が深くなっている。
陸にも海にも、植物がいっぱい。
| 珊瑚 | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
ハナガタサンゴの産卵@2017

キクメイシ同様、昨年も観たハナガタサンゴの産卵。

 

 

昨年はエントリーして直ぐ、あちこちで噴火し ナイトの目的だったクマノミのハッチアウトどころじゃないじゃん。ガイドさんがライト振って呼んでいるけど、もうどうしていいのかわからない。絶対にぜったいに夢にまで見たサンゴのサンランってやつじゃん かー! とワナワナしたのです 。

 

<昨年のようすはコチラくりっく>

 

 

で、今年もハナガタサンゴは立派に噴火。……奇跡

 

珊瑚の産卵は、写真でみても多分興奮は伝わらないと思いますね。

 

 

いちおう動画も撮りました。

 

 

見たくて撮りたくて撮りたくて見たくて たまらない自分の思いが叶った時、

 

 

目の前で生みだされるそれは どれだけ胸躍るキモチなのか。

……なんでもそうなんですけど。

 

 

且つ、今年はしっかり観ました。 「白い煙幕と同時に粒が間欠的に噴き出す」ことを、苦手なナイトで動揺し勘違いしちゃった…ってものではなく確かにそうだぜ!と確認できた。

 

 

 

 

また、生みだされる粒が予めこんな風に透けて見える。キクメイシはポリプに一個、さー今からドッチボールを投げますよ状態で放出の準備がされるけど、ハナガタサンゴはいくつも並ぶ。噴火した後、次なる陣痛?が押し寄せると 残っていたものがまた出てくる。産卵しているハナガタサンゴを見つけたら、噴火後でもしばらく待っていたらまた観ることができちゃう。珊瑚は生きものが集まって出来ていると聞いていても、普段は「岩」としか思えないだけに、あれ、いつもの君はどんな面だったっけ?

 

 

な、思いがけない生々しさでもアル。

| 珊瑚 | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ