珍しくは無いのですが、イトヒキベラの雄が鰭を広げた姿が好きで、今回はちょっと狙ってみました。
大概の魚はそうですが、鰭を広げていない姿はなんてことありません。 広げると、メタリックでとても美しいのです。ただ、ベラは早い…
個体数もそこそこ多く、待っていれば目の前にも来るので肉眼で観るのは簡単なんだけど、ピントも合わせなくちゃいけないし、鰭を広げてくれないと意味がないし、素早いしで瞬発力の無いワタシはそこそこ格闘します。
撮れても、周囲に別ベラが映り込んでいる…
きっちり鰭を広げたイトヒキベラを、くっきり撮りたいなあ@欲
ベラといえば、今回ホシササノハベラが小さなウニを咥えて泳ぐ姿に出逢いました。
小さなウニは、既に空になっているように見えるのですが、余程美味しかったのでしょうか いつまでも執着して放しません。咥えたウニを何度も岩に叩きつけています。口から投げて、またキャッチするのも上手。他の魚にも決して渡しません。やらねぇよって感じで遊んでいる様にすら見えます。
鳥が獲物を捕まえ、咥えたまま岩や電線に叩きつけて弱らせたり、飲み込みやすく(多分そうだと思う)しているのは、鳥撮影の時見た事がありますが、魚も同じ事するんですね。っていうか、ホシササノハベラは楽しそうに見えました。