とおくへ ゆきたい
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過去写真より ヒョウモンダコの卵守り


 以前撮った写真を眺めていたら、ヒョウモンダコがでてきた。あーこれはこの春に青海島フォトコンに出したやつだわ。フォトコンは随分前のことに思えるw


 ヒョウモンダコの子どもが卵越しにガッツポーズをとっているやつを出展したけど、ヒョウモンさんの卵守りの魅力は、親がカラダの膜(外套膜ってんですかね?)で我が子を包み守っているところだ。


 哺乳類では有袋類とかゆーやつらが袋に子どもを守り育てる。たしかそうだ。
 ヒョウモンダコは袋はないけど、自分が巾着袋化してハッチまで守ってる。


 撮った写真を眺めると、まるで羊膜の中で卵が育っている。この羊膜風のヤツがヒョウモンダコの外套膜なんだろう。大人のヒョウモンダコがにダイビング中出逢っても、こんな外套膜は目につかないのになあ。


 親は二枚貝の空き殻に潜み、足を反転させて卵を包みこちらをガン見している。親の膜と卵の膜に包まれた子どもたちは、既に外界が見えているように思える。親の行動を子どもなりに見ているのだろうか。

 危険が迫ると、親は袋に包んだまま歩き逃げるって、そうなの?
 ホントだったら、一度みてみたいものです。

| タコ | 23:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
ムラサキダコ 2



 

 エントリーしようとしたら、いきなり足元に打ち上がられていたムラサキダコ。二匹もいて、うち一匹はまだ色素が動いている状態。それが、みるみる動かなくなり、そのうちマント部分の膜が、とろけるように裂け落ちてしました。報道ではどばっと広げる「マント」、あれ、むっちゃくちゃ薄いんだねえ。

 


 今回のファンダイブは、ガイドさん一人とわたくしのみのマンツーだったことで、打ち上がったムラサキダコは触る、写真を撮る、揉んでみる、墨を出してみる、ちょっと漂わせてみる…と、生前の様子を想像(妄想)し堪能のち、海の奥深くへ眠って頂き合掌。わたくしたちは去りました。

 アオイガイと同様、ムラサキダコ大発生の年なんでしょうかね。青海島や須佐のみに出没することは考えられず、山口県沿岸にこのタコがいるのでしょうね。一ヶ月前もムラサキダコは青海島に出たと言われ、自分もその時千切れたマント部分が海藻に絡んでいるのをいくつ見ています。ムラサキダコっていつまで私達の目の前に現れるものなんだろうか?

| タコ | 18:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
終わるいのち@タコ

 




  似たような写真ばっか掲載してすみませんね。おなじことをぐるぐると考えてしまうのですよ。おかしなことに、海の生きものたちは生まれる子どもたちを「守る」性質はあっても、平和な死に寄り添う性を自分はいまのところ知らない。なんでだろう とか。

 

 海に生きる哺乳類だとどうなのだろう。弱った仲間に寄り添うクジラ、イルカってあるのかな。青海島はかつて捕鯨をおこない鯨墓がある。子どもを身ごもった母鯨、或いは子どもを連れて北へ帰る鯨を捕えていたという。まずは子どもを捕え戸惑う母鯨を捕える話しも読んだことがあったような。




  そこにあるのはやはり子どもに対する親の保護。子どもを守るということは、遺伝子こそが守るべきものだと認識されるのか。それとも余りある生きもののココロを私が知らないだけなのか。

| タコ | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
あともうすこしで おわりが@タコ

 



 今日はよぉ揺れました。。。エントリー時からフィンのバックルも割り波にもまれてよろよろしっぱなし。ダイビング器材はすっかりボロになっているんで、ひとつ割れたら全部この際とばかりにバラバラになるのではなかろうかなんて考えてしまうじゃない。タコが卵を守っている所なんぞ揺れる揺れる。タコの前でカメラを握り揺れ続けるボロダイバー。こんなところで何しとるんやろわたし。

 

 


 タコの卵も振り回されてました。随分ハッチしてるけど、まだまだたくさんのお子さんが卵に包まれてますね。前回見た時の親タコはまだまだ美味しそうだったのに、今日は旨みが抜けているぞってな傷みっぷり。でも、ハッチを見送らねばと水管を膨らませ続けていて切ないもんです。


 元気な時はヤギ目だったのが、どうも目つきが違う。瞳孔が開いてる?ライトをあてられて眩しい筈だからこの黒目がちな状態は弱ってるんだろうなあ(想像)。タコの子たちの若い身体が卵から伺え、生きものが常に生き続けている為に個体そのものは終わり生命は繋いでゆくのリアルな絵。生きるって なーに。
 

| タコ | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
卵部隊@マダコ

 

 

 

で、タコですが、これも10/26撮影した翌日からハッチが開始。




 岩から下るタコの卵塊の成長具合は房ごとに明らかに差がある。恐らくハッチも同様に数日間に渡って行なわれるだろうし、この時も幾つかはハッチの後の繊維が揺れているので色素胞がはっきりし銀色の目玉が完成しているヤツはマダコ卵部隊として完成品なのだろう。



 同じ場所の生みたて?のつるつるした卵塊はこれ。身体の外にありながらこの期間に細胞とおもれるような状態からひとつの生きものとなる。



  

 タコの親は子供を見送るとその命を閉じるとよく書かれているけど、それもタコのハッチ期間と同じく「だいたいそのころ」なのだろう。まだまだタコの子どもを水管で送り出す力は必要だし、ハッチより親の時計が止まると子どもたちは困る筈なので保険的にハッチ完了よりちょっとだけ長いんじゃないかな→想像(妄想)。
 卵塊の下で石をひんにぎりわたくしを睨む親タコ、いのちの交代は力強いです。
| タコ | 13:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
卵塊

 



 ヒトは卵をもともと持って産まれてくる。年いって子どもをつくると、卵が古くなりリスクがあるから、じゃあ若いうちのを凍結しちゃおうという話しもあったりで勝手なもんです。わたくしも人間なんで卵合計4〜500万くらい?で、うち育てたのは2つ。

 厳選された2つが目の前にいるよなあ。兄弟でも随分違うが同じ腹の卵だったヤツらだ。当時の卵はかなり新鮮だった筈。うーん…あとの4999998たちはどんなだったんだろう。いろんな子がいたんだろうな。わたしが子どもの頃、うちの母親がわたしの顔をじーっと見て「昔のように何人何人も産んだらどんな子たちが生まれていただろう。」と言っていた。産み育ててた自分でない人間が育つ不思議。


 
 マダコ一回10〜20万個。自分の卵は岩の陰で揺れている卵塊の比ではない見ることもない我が卵。全部育っていたら(ありえんが)自分にもいろんな子がいたのだろうなあ(…しみじみ)。

| タコ | 09:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ