とおくへ ゆきたい
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チャガラの長〜い 春
地元山口 青海島。
桜が散り始めたってのに、紫津浦のチャガラは未だ求愛しています。



じーっと みていると、実は一人ぽっちじゃなくて それとなく近くに異性がいて



ふんわり近寄ったかと思うと お互い反応。



おお、遅咲きだけどイイ感じ。

で、カラダの色合いも、若い頃のものより墨色が混じっている。そして観ていてもその影色っぷりが変化している感じは無い。



よく解らない。
この場合は婚姻色とはまた違う、老齢色?(鰭が鮮やかな事でなくて体幹の色のハナシ)



いやだな 年寄りの色が自分のカラダを染めちゃうなんて。
自分にもう開かない 重たい幕が降りてくるようで。
| チャガラ・キヌバリ | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
春は はじまり


 春ですね。ええ 春ですよ。
 久しぶりに山口の海に潜ってみたら、こりゃ寒いわの13℃。沖縄で潜ることがなんでか増え、山口の冬の冷たさを忘れておりました。山口の日本海側は大抵冬は13℃、私が潜ったうちの最低は11℃。


 そんな冷たい海も、ええ 春ですよ。


 チャガラの繁殖行動はもう終わりになるので、今期は観れないままかなって思っていたら、三角関係の泥沼に遭遇できました。これはこれは実に見ものとプランクトンで濁る海で心臓ばくばくさせつつカメラを構えたら、ありゃま…好いモノ観たわりに写真はピンボケ〜。

 なんでかな

 まあ、いいや。面白かった。


 小柄でかわゆい雄を、雌ちゃんは気に掛ってちらちら目で追ってるのに、肉厚の雄がオノレを強くアピールするする。強引なゴリラチャガラに雌は結局反応してたから、可憐な雄は負けたんだろうなあ。ゴリラチャガラは、十字を描いた後、二枚貝の殻をじろじろ眺め、つるりと入ってみたりなんぞしてた。そこに雌を呼ぶつもりなんだと思う。

 ゴリラ家には今ごろJrが育っているのだろうか。


  ああ、それにしてもプランクトンが賑やかで、命のはじまりってそそられます。

| チャガラ・キヌバリ | 00:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
影色を纏う


 もう今は、このチャガラの卵はすっかりハッチアウトしている筈です。


 ベエイにエントリーして直ぐの岩場でこの親子を見つけたのは1月の30日。巧い事写真が撮れてないけど上のはその時のもの。まだ子どもの姿は見られず、伸びた白い卵にオレンジ色の玉が伺える程度の状態でした。


 そして先月の25日、育って銀色の目玉のキラキラを確認出来ました。ホントはもうハッチしてしまっているのではないかって思ったんですが、結構ハッチまで長いですね。産みつけたばかりを知らないのですが、4週以上かかっているところから、想像すると5〜6週くらいでハッチ?かな?

 卵を守る頃のチャのカラダは黒ずみが目立ちますね。この体色変化にハマった頃もあったし、今でも興味をそそりますが こうして二枚貝中で卵を一ヶ月以上守り育てているところをみると、蝋燭のようにつるんと白いカラダを隠す為に「陰色」を帯びる仕組みになってるの?なんて妄想したり。


 妄想、これが楽しくて潜っているんですしね、生きもの等を眺めては「あーだ こーだ」と思いを馳せる。この余韻が楽しいですね。


 話は逸れるけど、体色変化繋がりでソラスズメのこと。
 ソラスズメも卵を守るとき、卵を産みつけた岩場に潜むと真っ黒。チャガラと違うのはこの体色は瞬時に体色が変わり、出てきたら真っ青になる。しかも外敵なんかいたら鱗が逆立っているように「カッ!」とコバルトに輝いたりもする。

 なのに、沖縄で黒いソラスズメを滅多見掛けない?って話がチラとある。

 えー そっかなー。

 沖縄では産卵床の卵を守っていても黒くなってないのかな。卵のある岩陰でソラスズメのあの青のまんまでいるの?産みつけている場所に違いがあるからなのかな?自分で観ないと納得できないなあw

 ちなみに産卵期じゃない冬の今、山口でもソラスズメは岩陰から顔を出してもちっとも黒くなってない。影色になる必要が無い時は「青いまま」だね。黒く変化するってのは、その魚の事情があるんだよきっと@妄想…

| チャガラ・キヌバリ | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
きぬさん


 過去、撮影した写真を眺めているとキヌバリがでてきた。

 チャガラは可憐な印象を受けるけど、キヌバリはずどんと山芋なカラダ。
 しかし、自分としてはチャガラと違ってあまり繁殖シーンに出くわした事がなく、この時初めて求愛と産卵を拝見しました。

 求愛の時はチャガラも根性入ったダンスをみせるけど、キヌバリは誠に見応えあったなあ。なんの予告もなしでこんなシーンを見ると、落ち着いて撮影なんてできません…ああ、勿体ない。


 んで、この時のお子さんがこちら。

 チャと違って決まった場所で群れたりしてないからなあ。今度いつキヌバリの求愛が見れるだろう。今度はもっとがっつり撮影したいなあ。



 産卵床を守る様子も、臆病なチャガラと違って実に堂々としていたなあ…

 と、潜れないからいろいろ眺めて考えてんよの ワタシ。

| チャガラ・キヌバリ | 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
卵部隊出陣前日だったのね@キヌバリ




 キヌバリは同じ産卵床を繰り返し利用するようですね。10月13日に潜った時に観察した卵塊の成長を楽しみにしていたのに全滅。しかしキヌバリは懲りることなく同じ場所に新たな卵を生み守っていました。産卵した日にちは解らないので成長する期間にも興味があります。話では随分早いようだとのことです。


<9/6 ニジギンポの卵たち 隣り合った卵で成長具合が違う>

 

 わたしには、生みつけられた魚の卵なんて生物というより<細胞>に近い認識なんだけど、ニジギンポの卵でも解るように、細胞という状態からあっという間?に身体に不釣り合いな目玉をもつ<生物>になってしまう(…ような気がする 毎日みてないけど)。同じ産卵床にある恐らく時間差であろう兄弟?同士の成長差をみると全く細胞から生物になっているの図で、くつずく感心する。


<10/23 全滅した卵たち 目玉がしっかりできる前の段階>

 


<10/26 次に生まれた卵たち ハッチアウト前日の状態>


 

 26日に新たなキヌバリの卵を観察し、目玉がしっかり出来あがったこれらがあとどのくらい魚らしくなり、いつハッチするのだろうと思った。らー、この翌日ハッチしたそうで「え゛〜〜?!」でした。あらためて卵に包まれているキヌたちを眺めてみると、なるほど卵の中では全く起立状態ではなく、尾鰭が備わりアルファベットのJの如くちょっと曲がってますね。つまり卵部隊としては<これが完成品>だったワケなのね。

 

 んで、恐らく今頃空き部屋になっているこの産卵床はまたメスが誘い込まれて新しい卵が生みつけられるかもで、卵の違う発達段階を撮影できる可能性があるな。ききき。

| チャガラ・キヌバリ | 00:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
卵たちの目玉@キヌバリ

 

 




 ほとんど泳がずじぃーーーっとしていたのに、二本潜って晩御飯を食べたら物凄く眠たくてたまりません。海では産卵床を守るキヌバリと同じく卵を守るタコを眺めてきました。
 キヌバリって度の程度成長したらハッチアウトするのだろう。

 


 キヌバリは卵の中で育つ魚独特の銀色の目玉たち。ライトをあてるとなんだか輝いていたのはこの目玉だったんだな。キヌバリの場合も身体の成長と目玉の立派さがアンバランスに見える。ハッチしたらそのまま一人海でいきてゆかねばならんので、卵の中で目玉をしっかり出来あげておく必要があるってことなのかも?だな。黒い点や金色の点模様は体のどの部分になるものなんだろう?

| チャガラ・キヌバリ | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
キヌバリの産卵床保護


 

 



 キヌバリが産卵床を守ってました。どうみても大柄なチャガラなんですが、産卵時期はチャガラと全く違うんですね。ここまで似ていてそんなもんなんだ?キヌの幼魚って春先に見掛けないっけ?あの間にあの程度しか育たない?



 

 ニョロニョロ風の卵たちは、もう顔やカラダが出来てきて、全員産まれるまで起立してます。卵って基本的に丸という概念を打ち破る姿。随分前Webでサビハゼの卵を見たとき、こんなスゴイ形態の卵と保護の姿をいつか見てみたいもんだと思ったことがあります。
 見たい見たいと思っているといつか見れる(かも)ってことかな。目の前のニョロニョロ風卵、こんな不思議なものダイバーにならなかったら見ることは一生なかった。


 

 産卵床に入り込む枯れ葉を片付けたり、卵に新鮮な海水を送り込んだりとお父さんは忙しいです。カメラを構えながら頭に井上陽水の「人生が二度あれば」が浮かんでは消え浮かんでは消え…でも、答えはこういう生きものの姿が示す通りなんだろうな。

| チャガラ・キヌバリ | 21:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
山吹色の秋@キヌバリ繁殖期

 


 前々回のキヌバリの続きです。
 猫またぎ的普通種のキヌバリ、この時期に繁殖行動をみせるなんて知らなかったわたくし、左の瀬の帰り道、ずんぐりと肥ったキヌバリを思わずまたいで行きすぎるところでした。

 オスの喉元の濃紺より、全体的に山吹色っぽくなっている姿がまず目立ちます。正直、そそられない色合いだったのもまたいで行こうとした一因。生物の観察はいくら長く潜っていても(すみません、ほんとゆっくり潜らせて頂いて感謝してます)大変短い限られた時間の中での観察になるため、どれも興味津々の私にはその選択が悩ましく時間が惜しいのです。

 興味のあるものに十分時間を使いたい。撮影も、基本的にカメラの仕組みが解っていないんで下手な鉄砲も…で、何枚も何枚も何枚も繰り返しシャッターをきりたい。


 

 そこに山吹色をまとったキヌバリ登場ですよ。慌てるじゃないですか。これ婚姻色なんですね。普段の体色は少し灰色がかった白に阪神タイガース模様。明らかに色合いが違います。ヒレもいつもヘタっているから「キヌバリは棒状」のイメージでしたが、ヒレ全開のその姿はなんとも華々しい。




 &解り易い…。

 チャガラとあまりに違う繁殖時期を疑問に思い、Webで繁殖時期を調べたら秋〜年末頃まで?って感じですかね?猫またぎのキヌバリの繁殖について明確な答えはありませんでしたが真冬ではなさそうです。

★ http://sekainoumi.blog54.fc2.com/blog-entry-897.html

 そして、こんな↑記事もみつけチョット小躍り。

 キヌバリの繁殖に注目する方もおられるんですね。ここでは「クリーム色」になると書かれています。私が青海島で受けた印象はあまり綺麗でなない黄色味を帯びた印象。この記事と地域がちょっと違うので多少のズレがあるとしても、これから秋の深まりとともにキヌバリの繁殖が観察できる?ってことですかね。そうだったらイイイナー。

| チャガラ・キヌバリ | 20:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ
キヌバリの繁殖行動(?9月なのね)

 



 心の準備もないままキヌバリの求愛&産卵行動に出くわしました。血筋的に同じ…と捉えていたキヌですが、チャと全く違う時期に繁殖行動を起こすのですね。チャが真冬に対して9月末とはほぼ正反対。カメラを構えながら頭の中は「え゛〜〜〜〜?!」。

 日本海のキヌバリは縞が7本、太平洋のは6本…ということから、チャガラについてまで数年前随分興味のツボにハマったもんでした。これについてはWebで検索すれば随分いろいろ出てきますが、わたしのお薦めは「富戸の波」さんの記事です。


★ <富戸の6本・7本 (2009/04/04)>

★ <50万年の富戸 (2009/04/05)>



 普通種でありながら、こんなに興味深いチャガラやキヌバリは、今でも好きな生物の中でワタシにはなんとなく別格です。

 わたしの御贔屓は可憐な印象を受ける(?)チャに軍配があがるのですが、キヌの求愛や広げたヒレの様子、オスの首曲げまでチャのそれと見紛うばかり。キヌがヒレを全開にした姿ってはじめてみたわ。ヒレを広げると大味のチャガラじゃん!

 図体がでかいだけにオスとメスはチャガラより見分けがつきやすいです。

 

オス

 


メス

 

 オス喉元の着色は「婚姻色」でしょうか。喉の青黒いキヌバリをわたしは今まで見たことありません。今時分のキヌバリのオスたちはみんな喉がこんな色しているんですかね?気がつかなかったなあ。

 潜る度に新たな感動と不思議が続きます。

 

 それにですね、キヌバリが求愛し岩陰にペアで潜り込んだ後…


 

 
 若いミノカサゴが猫のように何度も覗きこんでいたのが更なるツボ(笑)。そりゃないやろと思う程、何度も何度もやってきては、ぐるーっと首や身体を曲げて岩の中の暗がりの様子を覗きみる曲者でしたよこいつは。

| チャガラ・キヌバリ | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | このページのトップへ